中学受験ブログ

現在進行形の中学受験に関するブログです(2022年挑戦組・女子)。現在挑戦中の方々、これから挑戦する方々に経験したことやお役立ち情報を紹介します。

志望校をどうやって決めるか

難しいですよね…

私もいろんな先輩方のブログを参考にしました。

大きく分けて以下のような判断基準があったと思います。

①共学か別学か。
②伝統校か新興校か。
③勉強がんばる系か自由放任系か。
④通学時間はどうか。上りか下りか。
⑤進学実績はどうか。理系と文系のどちらに強いのか。
⑥宗教系かどうか。
⑦学園祭などを見に行って子供の通う姿が想像できたか。
⑧留学などのプログラムは充実しているか。
⑨学校の設備は充実しているか(実験室、グラウンド、プール等)。
⑩帰国子女の割合はどの程度か。

でも本当に重要なのは子供の「ここに行きたい」という意思なんですよね。

それがなかったら学校生活で辛いことがあったり、壁にぶち当たった時に乗り越えられない。
どうしても「親に無理矢理決められた学校だから」という被害者意識が上回ってしまう。

でもこれまた難しいのが、所詮小学生なので、私立の中学校の生活など全くもってリアルに想像できない、ということですよね。

そして、確かおおたとしまささんが「多くの子供はここに行きたいという気持ちよりも、勉強や塾での競争が楽しくて受験勉強を続けていたら、その流れでこの学校に合格したので入学したというのが、実際のところだ」といったようなことをどこかで書かれていたと思うのですが(記憶ベースですので、もしかしたら正確ではないかもしれません)、そうなんですよね。

子どもって、実は受験勉強の目的すら必ずしも明確でないという子も少なくないんですよね。

うちもまさにそうで、子供に「ここに行きたい」という目標を持たせたいと思いつつ「そのような目標をリアルに持たせることは、実際には無理だろうな」というあきらめとのジレンマの中でいつも無限ループにはまっています。

たまに子供に聞くのですが、

「どっちでもいいよ」とか
「別に地元の中学でもいいよ」

みたいな答えが返ってきます。

かといって全くやる気がないのかといえばそういうわけでもなく、結構それなりに頑張ってるんですよね。

そして、小学校の授業が楽しいかと聞くと、

「退屈で仕方がない」

という答えが返ってきて、その答えを聞くと、地元の公立中学校に行ったときに、勉強に面白さを見いだせるかどうかは、火を見るより明らかだなぁと思ってしまいます。

ただ、すべてを子供の意思に委ねてしまうのは、子供の主体性を尊重しているように見えて、実は単なる親の責任逃れに過ぎませんので、最後は親が覚悟を決めて、決断する必要があるのだろうとは思います。

となると、よく言われるように、親が志望校を決めた上で子供をその学校の見学に連れて行って、さも子供が自分で決めたかのように思わせる、というよくある常套手段が結局ベストなのかもしれません。

自分で明確な意思のあるお子さんをお持ちの親御さんがうらやましい…