算数の基本問題を固めた後は何がベストか②
前回からのつづきです
算数の基礎をひととおり固めた後、
どうしたら
「その問題に適用すべき技術を認識した上で、一般化、抽象化し、頭の中に体系立てて収納できるようになるだろう」
と悶々としていたときに、コベツバさんのweb授業が、確か3月頃に、小学校の授業がストップしたのに対応して無料開放されていたので、試しにやってみたのですが、とても理にかなっていると思いました。
プラスワンなどの問題集は、
①問題を解いて、できない問題は解き方を理解する。
②問題を解くための技術、ポイントを自分なりに抽出し、解き直しなどを通じて体得する。
③数をこなすうちに、一つ一つの技術が体系的につながり始める。
といった感じで、算数力のレベルアップの大部分を、子どもの「自分で学び取る力」みたいなところに委ねています。
ですので、間違った問題について、後日解き直しをするわけですが、
「確かにこの問題、解けるようになったんだけど、じゃあ、速さの中レベルの問題を体系的に理解したかというとどうなんだろう…。そもそも、これで速さの問題を解くために必要十分な技術が身に付いたんだろうか?」
というもやもやがどうしても残っていました。
娘は問題さえ解ければ「ハイ終了」みたいな感じになっているわけですが…。
一方でコベツバさんは、
①その単元の問題を解くための技術、ポイントが、問題を解く前に体系化されて提示されており、それを身につけた上で、
②実際の問題を解いて確認する。
といった構成になっており、
①その問題を解くための技術、ポイントを抽出する。
②それを体系化する。
といったことは自力で行う必要がありません。
コベツバ先生がやってくれています。
言ってみれば、その単元の問題を解くための技術、ポイントをベースにして問題が構成されていますので、頭の中も整理されますし、何より効率的です。
例えば「同じ数のカードが複数枚ある場合の並べ方」なんかにしても、以前は、頭の中が整理されていませんでしたので、
「頭使うとミスりそうだし、なんかよくわからないから書き出すわ」
とか言って、しこしこ書き出していたのですが、コベツバさんを見てからは、頭の中でカードを並べる問題の技術、ポイントが整理されたのか、
「ああこれね。1枚に減らして、計算してから足すやつでしょ」
とぶつぶつ言いながら解けるようになりました。
もうコベツバ先生には足を向けて寝れないですね。