君たちはなぜ勉強するのか
最近理科を急ピッチで進めているのですが、やはり火成岩とかの暗記系は、予想どおり嫌がります。
算数の面白さとはある種対極にあるのかもしれません。
ここはスタディサプリの相馬先生仕込みの
「りゅうくん安心元気な子」とか
「白ネバハゲハゲ」
とかの語呂合わせで乗り切るしかありません。
「こんなの覚えて将来なんの役に立つの?」
としばしば不満そうに言うのですが、
例え専門にしない分野であっても頭の中にその分野の地図を持つことで、専門家と繋がることができ、仕事の幅も広がるし、仕事だけじゃなく、例えば社会などの知識は、持っておかないと、楽しむことのできる本をはじめとしたエンターテイメントの幅も狭くなってしまいます。
一言でいえば、
「幅広い教養を持つことで、仕事に限らず人生が楽しくなるよ」
ということなのですが、そんなことを言っても、まず娘にはピンときません。
そのことを実感できるようになるのは大人になってからだし、小学生の勉強は幅広い教養を得るための基礎トレ的なものなので、なかなかこの問いにシンプルかつ伝わるように答えるのは難しいですね。
まだまだ親として精進が足りません。
ただ、この前、
「義務教育って、実は膨大な国家予算をかけて、国の知性を結集してやってるんだけど、本当に、なんの役にも立たないことに、国ぐるみでコストを投入していると思う?」
と言うと神妙な顔をしていました。
まあ模索しながら自分なりの答えを見つけてくれるのが一番ですね。
そういえば、この前「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著)を真剣に読んでいたのですが、何か考えるところがあるのでしょうか…