伊沢くんのお父さんに学ぶ教育の極意
昨日クイズプレーヤーの伊沢くんが「人生が変わる1分間の深イイ話」にお父さんと出演しているのを見たのですが、お父さん面白かったです。
確か大手メーカーの敏腕コピーライターだったとの紹介があったと思うのですが、さすが言葉を職業にしていただけあって、次から次へとダジャレや謎かけが出てきます。
伊沢くんも子どもの頃から
お父さん「なんか(窓の外に)白い鳥が飛んでいるから、だまされるなよ」
伊沢くん「サギ(詐欺)だからね」
みたいなやりとりを通じて「クイズの雨に打たれて暮らしてきた」とのことでした。
そうやって、楽しみながらボキャブラリーや知識を増やしてきたからこそ、今があるんですね。
ただ、お父さんが伊沢くんを開成に導いた教育法として、
「『今度のテストで10人抜いたら1人1000円ね』とニンジンをぶら下げた」
というのが紹介されていたのですが、これってどうなんでしょうね。
確か、成績=結果に対してご褒美を与えると、次からチャレンジしなくなり、逆効果になるという有名な心理学の実験があって、プロセスに対してご褒美を与えるのが正しかったような気がします。
おそらくTV局の切り取り方の問題で、あのお父さんのことだからプロセスにもしっかり関与していたのでしょうね。
伊沢くんも
「ゲームより勉強そのものや、人を順位で抜かす感覚が楽しくなった」
っておっしゃってましたので、やはり内発的なモチベーションが上がってこないと、なかなか成績は上がらないのかなと思います。
ちなみに、うちも一度、娘がスマホを欲しがっていたので、塾テストで◯位以内だったら買ってあげると約束したら、2ヶ月後に達成してしまったことがあります。(絶対無理だろうなと思ってたのでかなり驚きました)
でも、そのときなぜか本人はやっぱり要らないと言うので、結局ご褒美は本一冊になったのですが、今になって「なんで要らないって言ったんだろう」とかなり後悔しています。
いずれにしても、ウチも見習って、子どものボキャブラリーを増やしていかなければ…
難しい課題です。