4年生の時の算数の進め方③
5年生の予シリ算数で、割合の次に詰まったのは売買損益です。
どこのお子さんもそうだと思いますが、まだまだ完全に割合の概念が定着していない段階で、
「3割の利益を見込んで」とか
「定価の2割引き」
といった処理を求められる上に、
原価、定価、売価、利益といったおよそ今までの人生の中でほぼ聞いたことがないであろう言葉を容赦なく浴びせられます。
娘も
「原価とか仕入れ値とか意味わかんない❗️」
と容赦なくキレていたのですが、まだ四年生でしたし、そこはぐっとこらえて
「例えば、野菜を売ろうと思ったら、まず売るための野菜を買わないといけないよね。そのときの値段が仕入れ値。
でも、100円で買って、100円で売ってたら、何してるのかわからないよね。
だから…」
みたいな感じで、言葉の意味をできるだけわかりやすく教えるようにしました。
売買損益は問題のパターンとしては知れていますし、そんなに思考力が要求されるわけでもありませんので、言葉の意味がわかってくるとだんだんと詰まることもなくなっていったと思います。
売買損益は、言葉の意味をわかるまでいかに辛抱強く教えられるかという、親子の耐久力勝負⁉️ですね。
うちの場合、何分もかけて説明して
「なるほどね」
となった翌日には、
「で、売価ってなんだっけ?」
とか言ってました。
かと思えば、割合にもまだ慣れていないので、
「2割の利益をのせて、1割引で売るんだから、仕入れの1.1倍で売るってことね」(´⊙ω⊙`)
ってなりますし…
ガマンの単元でした。